●課税遺産額の推移
■ 課税遺産額の内容別推移(単位100万円)

土地(遺産全体に占める%) 有価証券   現金・預金     その他   合計
1985 3,656,019(69%) 501,626 425,887 716,030 5,299,562
1990 10,894,991(71%) 1,553,298 1,258,651 1,600,653 15,307,593
1992 15,470,000(76%) 1,463,600 1,505,100 1,931,400 20,370,300
1993 13,346,300(73%) 1,459,300 1,537,200 1,979,700 18,322,600
1994 11,254,600(71%) 1,319,800 1,500,200 1,809,600 15,884,400
1995 11,730,300(69%) 1,379,900 1,771,800 2,011,700 16,893,700
1996 10,576,800(68%) 1,369,600 1,805,300 1,738,800 15,490,600
1997 10,177,800(67%) 1,431,000 1,894,900 1,742,000 15,245,700
1998 9,824,400(67%) 1,074,800 1,952,600 1,767,800 14,619,600
1999 89,808,300(62%) 1,211,300 2,122,600 2,039,000 14,281,200
2000 9,423,300(63%) 1,269,900 2,127,500 2,051,100 14,871,800

(※上記の数値は、例えば2000年のものは、2001年10月31日までに提出された申告書に基づいて作成されています。)


相続税を逃れようとする生前贈与は国も目は光ります

上記に示すとおり、遺産額全体に占める土地の割合は圧倒的なものがあります。
そのため、将来相続税の対象となる土地を所有している方が、自分の死後に相続人達にかかってくる税金を少しでも軽減しようとしていて、生きているうちに土地をはじめとする自分の資産を出来るだけ子供や孫に分与しておこうと考えますが、これは生前贈与と呼ばれるもので、贈与税の対象となります。
しかも税率は相続税の比ではありません。




●贈与税の税率構造

贈与税の計算は、まず、その年の1月1日から12月31日までの1年間に贈与によりもらった財産の価額を合計します。
続いて、その合計額から基礎控除額110万円を差し引きます。
次に、その残りの金額に税率を乗じて税額を計算します。
速算表の利用に当たっては基礎控除額の110万円を差し引いた後の金額を当てはめて計算してください。それにより贈与税額が分かります。


基礎控除後の課税価格  税率    控除額  
200万円以下 10% -
300万円以下 15% 10万円
400万円以下 20% 25万円
600万円以下 30% 65万円
1000万円以下 40% 125万円
1000万円超 50% 225万円

(例)贈与財産の価格の合計が500万円の場合
(500万円―110万円)×20%-25万円=53万円(贈与税額)
となります


当事務所では現在無料相談を受け付けております。悩んでいる今こそ、専門家に相談してはみませんか?
当事務所では相続手続きに関する様々なご相談に対応させて頂いております。ご疑問点・ご相談等ございましたら、お気軽にお問合せ下さい。

Copyright(C)2007 arai-office/produced by arai 新井行政法務事務所